間口の広がりを魅せるオープンエクステリア

ご相談
本計画は、新築に伴う外構およびお庭の計画提案です。
□ご要望
- カーポートを2台分設置したい
- 広いお庭を活かし、ウッドデッキと芝生を組み合わせて開放的な空間にしたい
- デザインはシンプルなテイストをご希望

□コンセプト
「建物の水平ラインを外構計画にも取り込む」
□ご提案内容
自然豊かな周辺環境と調和するよう計画された O 様邸に対し、外構においては建物と外構を一体として捉え、敷地全体に広がりを感じさせることを主な設計意図としています。
庭につきましては、日常の中で心地よく過ごせる開放的な屋外空間の創出を目的としてデザインしました。


建物外観の特徴である水平ラインを外構計画にも取り込むため、同じ方向性をもつカーポートを採用しています。
アプローチからカースペースまでを一体の流れとしてつなぐ 9,000mm の梁延長とすることで、動線に連続性を持たせるとともに、ファサードに奥行きとゆとりを感じさせる構成といたしました。
また、カーポートの屋根形状を道路側に向かって上昇させる計画とすることで、視線の抜けを確保し、圧迫感を抑えながら開放感を高めています。
これにより、敷地全体をより軽やかで伸びやかな印象としています。

機能門柱および手すりについては、外構全体の主張を抑え、建物やカーポートの造形を引き立てることを意図し、シンプルなデザインを採用しています。
これらをカーポートの梁ラインと連続する位置に配置することで、空間に一体感を持たせました。
さらに、要所に植栽を効果的に取り入れることで、建物・外構・カーポートを立体的につなぎ、人工物の印象を和らげながら、自然環境との調和を図っています。

アプローチ階段につきましては、来訪者をゆったりと迎え入れる構えとするため、間口方向に十分な幅を確保しました。
あわせて蹴込み階段の意匠を採用することで、側面に生まれる陰影が階段の厚みや重厚感を強調し、ファサード全体に安定感を与える構成としています。

住所:奈良県奈良市
施工面積:約340㎡
施工期間:約75日
デザイナー:田村 哲也
スペシャリスト:五感プラス 斎藤・(有)澤田


