オンリーワンのプライベート空間を創ったら生活が変わった。

テラスのベンチでカメラを向ける子

 ご相談のきっかけは台風21号(2018年)で倒壊した壁のリフォームからでした。
 お庭の壁が全倒壊という大きな被害に見舞われたのですが、これを機にファサードやお庭を一新しようと計画されました。
 ところが、なかなか思うようなプランを提案してくれる業者さんに巡り合うことができなく、計画は一向に進まなかったそうです。

台風でブロックから壊れたフェンス
ブロックから倒れてしまった、フェンス

 幸い、「五感+」のインスタグラムを見ていただけて、お会いすることができました。
 デザイナーとしては、お子様もこれからすくすく成長していく年頃です。出来ればこれまでとは違うかたちにし、お家全体を使ってご家族で楽しめる空間づくりを目指すことが重要かと思いました。
 また何より「このお家が好き!」という空間に仕上げることが大事でした。

プレゼンさせていただいた、パース
完成したデッキテラス

 プライベート空間を保ちつつ、部屋と外をつなぐアウトドアリビングをご提案しました。
 お天気のいい日にはご家族でバーベキューをしたり、外でお子様の勉強、遊びを一緒にしたりこれまでにはなかった生活動線を作ることができました。
 木目の淡い床タイルとポーチの柱がウォールナット系のしっかりとした木彫アルミ柱で屋内であるような雰囲気を演出しました。

デッキテラスとオーニングを開ける子供
小さなお子様でも楽々開閉できます。

 実は、エントランスもリフォームさせていただきました。
 そこには、階段に車の前輪が当たりそうでお車の出し入れがしにくいという大きな問題がありました。
 さらに、「玄関扉から往来の人の視線が入るのを改善したい。」などのご相談内容を踏まえるとこれまでの配置では改善出来ない内容でした。
 そこで大きく門壁の位置や動線計画を一新し人・自転車・車がそれぞれ分離して使い勝手の良いファサードとなりました。
 またお越しい頂いたお客様には ファサードで見て頂いた空間の雰囲気をお庭にも感じ取っていただけるよう素材を選択しており、お家全体を楽しんでいただけるように計画しております。