アーバンスタイルガーデン〜景観に配慮した自然素材~

□ご相談内容
築約1年、ご入居当初から施工されていた、一面が芝生で、生垣で囲われたお庭全体の改修工事となります。

□ご要望
①リビング前に、屋根付きのタイルテラスを設置し、趣味のバーベキューを楽しみたい。
②生垣を壁にして目隠しをしたい
③わんちゃんをお庭で放せるようにしたい。
④全体的にローメンテナンスのお庭にしたい。
□コンセプト
「タイル・木材・塗壁・金属の異なる素材でバランスを持たせる」

□ご提案内容
閑静な住宅街にある、F様邸。アーバンスタイルを基調としながらも、外観からは建物とのバランス、街並みの景観に配慮した自然素材を取り入れたデザインを心掛けました。
タイルテラスのアウトドアリビングには程良い囲われ感を持たせ、芝生のアウトドア空間には芝生・木材などの自然素材を感じる解放的な空間に。双方異なる空間を、バランス良くお庭全体でつなげ、一体感のあるデザインに仕上げています。
リビング前に『うち・そと』のつながりをもたせた、タイルテラス。
タイル・木材・塗壁・金属の異なる素材で構成された意匠壁が、目隠し効果を持たせながら、重厚でありながら味わい深い、オリジナル感を演出。厳選されたモノで構成された、こだわりのアウトドアリビングは、日々の疲れを癒すくつろぎの場所。
日の暮れた後も美しい照明が風景を彩り、落ち着いたモダンな雰囲気を持続させます。



室内、外からそれぞれ見え方が異なるデザインのウッドフェンスです。
室内からはウッドフェンスが背景となり、スタイリッシュなデザインの中に、柔らかさを加えました。
芝生のアウトドアスペースの外周は格子状のフェンスとし、圧迫感を抑えたデザインにしています。


隣地側はもともと、隣地の駐車場と、 遠くの道路が見渡せる状態でした。隣地側を意図的に高さを持たせた壁にすることで、1枚でしっかりと囲われた感じを持たせました。
幅・厚みが異なるボーダータイル、アルミの額縁の笠木の組み合わせが、洗練された、まるで室内のリビングにいるかのようなデザインにしました。
住所:奈良県奈良市
施工面積:約15坪
施工期間:約60日
デザイナー:田村哲也
スペシャリスト:土橋建業