『エクステリアデザインで、邸宅感を敷地全体に繋ぐ』

緑豊かな庭

ご相談のポイント

新築外構及び広い敷地のお庭計画のご相談をいただきました。

以前より奥様が、「五感+」の店舗をご存じで、ご興味を持っていただいていたという事で、この度ご新築の機会にご相談を頂きました。

1.広い敷地を素敵に利用したい
2.隣地の視線緩和
3.リビング前の演出
4.プロの提案
5.防犯対策

お庭から玄関のエリアを望む。左手のフェンスの向こう側がガレージスペースになっている。

今回は、エントランス計画はもちろんですが、メイン計画は、建物と同じくらい大きなお庭のデザインでした。

コンセプト

『うちそと繋ぐプライベートテラス・もう1つのリビング』

建物のビルトインガレージと調和のとれた石張りのRC門屋が格調高いエクステリアを創っている。

まずエントランスは、建物とお庭に向かう通路が素敵に一体となるよう、敷地の真ん中に計画しました。

その入口には、オリジナルRC造の門屋を採用し、構造物に高さとボリュームをもたせることで、大きな住宅と平地のお庭を繋ぐ重要な役割を持たせています。
このことで、建物を含む敷地全体に一体感が演出できました。

お玄関の横のスペースから広いお庭空間に行くことができる。

またエントランスをクランク上にデザインすることで、お玄関から敷地の中がまっすぐ視線が抜けないよう配慮し、プライバシーもしっかり確保しました。
また建物お玄関横から奥へ通路を設けています。
この通路は、リビング前のプライベートテラスに段差なく移動できるようになっており、ご家族が安全に行き来ができます。

また1階の室内リビングは、お庭に視線が抜ける素敵なレイアウトです。
しかし視線の先には、隣地の洗濯スペースが見えたり、屋外駐車スペースからの視線も室内まで抜けてしまっていました。
そこで心地良くリビングが利用できるように、「うちそとプライベート空間」をご提案することにしました。

リビングから庭への景色は、隣地の事を全く感じさせないアウトドアリビングスペースとなっている。

常にじっくりお話伺いし、E様の気になる場所や心地良く感じて頂けるポイントをとらえ、プランすべてにデザインできたことで、現在は心地良く生活を楽しんでいただけているようです。

アースカラーで統一された素材たちは、石材であるにも関わらず優しい柔らかさを醸し出している。

この度は、植栽の選定から素材の厳選まで、デザイナーに一任いただけたことで、バランス良く心地良い空間に仕上げることができました。