杉板RCの大壁の存在感が創るスタイリッシュな外構
コンセプト
積水ハウス様にてご新築されたR様お敷地は、旗竿地 (道路に接する出入口部分が細い通路状になっている形状の敷地)のため、全面道路からは長いエントランスがあり、その奥に建物があるレイアウトとなっています。
そこで、外構デザインは、この個性的な土地形状を最大限に生かした、『隣地境界を素敵にデザインされた空間』にしてほしいとのご希望でした。
またお庭のほうは、『お子様が自由に遊べ且つ室内と連動する素敵なアウトドアリビング』を作りたいと考えていらっしゃいました。
フレームの美しさが際立つアプローチ
そこで、まず外構空間では、杉板RCの壁を隣地境界壁に採用。さらにその壁にアルミのフレームをアーチ状にデザインし、エントランス入口にボリューム感をもたせました。
お客様はクローズ外構をご希望されていたことから、入口より少し入った所に三枚扉の重厚感のあるオーダー門扉をご提案しました。
しかし一般のロートアイアンでは重量が重く、後のちのメンテナンスも大変です。そこで鉄のように見えて、軽量に製作できるロートアルミを採用しました。
重厚感も残しつつ、何より開け閉めもしやすいものが扱いやすいと考え、設計しました。もちろんR様のためのオリジナルデザインです。
また、奥行き感を意識した床のデザインもちょっとしたこだわり。お玄関前のみどりも表からの視線緩和の役割を持たせつつ、室内から眺めた時に、四季を感じるような素敵な演出に致しました。
ローメンテナンスガーデン
お庭は、室内演出との繋がりを考え、タイルテラスをご提案しました。
テラスの高さは室内フローリングとそろえて施工しましたので、お庭にも気軽に出ることができます。
テラスのカラーリングは室内とのカラーバランスも考え、ダークグレー色のタイルで構成しました。
今では、三人のお子様が、このタイルテラスとその横に施工させて頂いた人工芝のエリアでキャッキャッと走り回わっておられるそうで、日々、楽しくご利用いただいているようです。