外構デザインで建物と敷地が繋がるお家空間を創る
ご相談内容
当初、いろんな業者さんを回られていたT様でしたが、中々決め手となるご提案が頂けなかったと、「五感+」に最後のご相談に来られました。
ともかく特徴的な建物カラーを上手く敷地に取込み、素敵なお家空間にして欲しい、とのご要望でした。
ご要望
1. 建物と敷地が繋がる演出
2. 2つのテラスを素敵にしたい
3. プライバシーが守れるデザイン
4. 他にはないプロの提案
5. 極力手間の掛からない空間づくり
コンセプト
『統一感のあるダイナミックなエクステリアデザイン』と『広がり感じるプライベートガーデン』
計画内容
まず、高低差のある敷地形状を活かした建物と敷地が繋がる演出が欲しい、もちろんプライバシーは守る。そして、2つのテラスが素敵になるお庭の有効活用、さらに他にはないプロの提案がある納得できるデザイン、等々。T様のいろんな「想い」がありました。
建物は黒を基調とし、アクセントにはウッドを用いて、モダンに演出された住宅デザインです。
エクステリアデザインでは、この建物の色や形を踏襲し、カーゲートと門屋を一体にデザインした横幅9mにもなるオリジナルゲートをご提案しました。
本体の色目は、建物色目より幾分淡いダークグレー色とまわりの植栽が映えるようホワイトアイホリー色を採用しています。もちろん圧迫感がでないよう、多種多様な植栽をゲートまわりに配植することで、センス良い空間をデザインしています。
また入口のエントランス階段は、ラインをスッキリ見せるため、階段の立ち上がりをオーダーのステンレス板を用いて製作することでシャープに浮遊感のあるデザインが可能になりました。
同時に、極力シンプルな素材構成にてデザインするために、お玄関前の階段は室内・外と同タイル用いて構成。このことで落ち着いた高級感のあるエントランスとなっています。
建物の東面と南面には、2つの吐出し窓がありましたが、共にアウトドアリビングをご提案しました。ダイニングキッチンとリビングに隣接するこの2つテラスの床高を室内レベルに近づけることで、室内をより広く、またお外に出たくなる演出を図りました。
夜のライトアップは、敷地全体に間接照明を用いて空間を意識してもらい、よりお外空間に興味を持っていただく配慮を図りました。
結果、夜も昼もT様ご家族、大満足な空間に仕上げることができました。工事完了時には、「本当に頼んで良かった~」とご夫妻よりお言葉頂け本当に嬉しかったです。