建物とマッチしたエクステリア

□ご相談
今回建築士の方とのコラボで実現した外構計画となります。
主張をしていない顔をしていながら全体にまとまると大きなイズムを感じることが出来るとても素晴らしい設計でした。
中でも外壁に使用されたサイディングはとても印象深いものでした。
そうした建築士の想いが隅々まで行き渡った建物に外構プランナーのアプローチは、そのイズムを継承する流れでデザインすることがセオリーとなります。
結果、建物と外構が一体となり、より建物に重厚さを与え、建物だけが主役でなく、全てが主役となります。

□ご要望
・シャッターゲートはつけたい
・道路からの視線を遮れる、フルクローズの外構
・プライバシーの確保
□コンセプト
「みどり豊かな環境にある街並みに、現代のイムズを調和させる住空間」



□ご提案内容
今回は角地であり、しかも高低差の関係でひねるような地形となっておりました。
車、人の動線や配置を考えますとほぼ答えは絞られるのですが、安易な解決策で済ませると、難しい地形を購入された方の中には「この土地は失敗したのか?」という悔悟する思いが生じます。
その問題が解決し、より夢を持てる計画であれば、その地形は宝物へと一変致します。「何をしたいか?」「何を無くせるか?」「そして本質は何か?」と考え抜く姿勢が解決への一歩になります。

あれもこれもというご要望やデザイナーの想いが「物事の本質」を少しづつ隠していくものかもしれません。
一つ一つ丁寧に何が本質に近いのかと確認しながら削っていくことで、唯一無二の空間に近づくことが出来ると思います。
これは「断捨離」という考え方に近いかもしれません。
特に今回のように建築士とのコラボの場合は、お互いの思考を読み解くという場面も沢山ありますので、自分のスタイルに囚われず受け入れと捨てるという作業が必要となります。
洗練された建築物である場合、元々建物と密接な存在である外構はこれとのバランスを取ることが大変難しくなります。
少しでも設計士の想いと食い違いが起こればアンバランスな空間となります。
また相性が合うと、見る者にとても大きなインパクトを与えることも出来きます。
そして何よりも地域にに根ざす住宅として、街並みの景観づくりに大きく影響を及ぼす存在になるため、外構計画は大変重要なものになります。
住所:兵庫県西宮市
施工面積:約28.5坪
施工期間:約90日
デザイナー:㈱西龍造園土木