建物と呼応するエクステリア

タイルの外構

□ご相談内容

この度、弊社インスタグラムを気に入って頂きお問合せを頂いたM様。奥様のご両親様がお住まいの敷地に2世帯住居としてご新築を検討されていました。その際、現建物の解体工事や既存物の何を残し何を壊せばよいか、また自分たちの希望する内容はどのハウスメーカーが適しているかなど、色々悩まれておられました。

□ご要望

 1.建物と調和のとれたエクステリアと家族で楽しむプライベートガーデン

 2.ご両親様が利用し易いエントランス

 3.敷地が広いのでコストをできる範囲抑えた外構計画

 4.室内から坪庭を見た際の視線緩和

 5.解体業者さんやHMさんとの連携

□コンセプト

『敷地全体がお家空間』

□ご提案

この度の計画地は、前面道路に沿って敷地幅が約25m、道路高低差も1m以上もあったため、建物と敷地が別のものに見えてしまう恐れがあったため、まず建物と敷地が「一体感」に感じるデザインを心掛けました。

またその具体的な方法は、建物のアクセントに使用するタイルや塗装の色目をエントランス周辺に取入れることによって、繋がる空間に仕上げる事でした。また敷地内高低差もあったため、階段の段数も多く必要でしたが、その高さを全て130~150㎜に計画し階段幅も広くコーナーも曲がりやすいようにすることで、ご両親様にも「安心安全にご利用頂けるデザイン」としました。

コスト面も必須課題でしたが、近隣環境やこれまでの邸宅が完全クローズ外構だったこともあり、M様も一番コストが掛かるクローズ外構を希望されていました。

そこでできる限り既製品を活用しながら、仕上げに工夫したり、ちょっとした加工を施しオリジナルデザインのように見えるようにすることで、グレードを保ちつつコストダウンをいたしました。

ただその分加工に手間が掛かった分工期が延長となってしまい、M様ご家族が住みながらの工事となってしまい、多大なるご協力を頂きました。

しかし工事後に頂いた「社内アンケート」では、最高評価を頂き安心した次第です。
この度の工事では、解体業者様もハウスメーカー様もgokan+がご紹介させていただきました。その結果ハウスメーカー様ともしっかりタッグを組んで順調にプロジェクトを進めることもできました。

完成後、M様より感動するくらい嬉しいお言葉を頂くことができました。
是非これからご両親様・ご家族様共々、素敵な歴史を刻んで頂ければ幸いです。