シンプルな意匠で構成された都会的なモダンエクステリア
計画の概要
隣地の土地を購入されたことがきっかけで、エクステリアリフォームのご相談をいただきました。
リフォーム前のエクステリアは、『駐車場・エントランス・アプローチのエリア』がひとつの空間の中にあり、窮屈な印象を受けました。
また、シンプルモダンな建物には、少し違和感のある曲線や乱形の自然石・赤色のポストなどナチュラルな印象が強いエクステリアでした。
ご要望
- 前面道路は通学路やバス通りになっており交通量が多く、子供達には危険なので今回はクローズ外構をご要望されました。
- 新規ご購入された土地は主に駐車場として使用したいとのご要望でした。
提案のポイント
- 『隣地土地購入のメリットを最大限活かした、敷地の広がりを感じるエクステリアデザイン』
- 『クローズ外構だけど窮屈でなく、ゆとり・奥行きを感じるエクステリア』
- 『アプローチを変化のある導線計画で趣のあるものにする』
シンプルモダンな建物に合わせたデザインでありながら、リズム感あるエクステリアをご提案させていただきました。
外部からの 視線を緩和する役目のある 作られる塀壁を、位置をずらしながら連続させ、門扉のデザインと統一したスリットフェンスを組み合わせることで、変化と奥行きを感じる意匠壁にしました。
同時に土間の舗装スペースを間口と奥行き方向に大きく確保することで、エントランス空間の広がりを持たせることが可能になります。
玄関ドアまでは、クランク形状のアプローチにすることで、景観の変化を楽しめるアプローチになっています。
白壁の前に配置した黒の割栗石は力強いアクセントになり、モダンな印象を与えてくれます。色合いはモノトーンで統一しています。
ありがちなエクステリアデザインにとらわれない、プロ目線のご提案
ありがちなエクステリアデザインにとらわれず、 拡張された敷地の良さを最大限活かした、全面改修工事のご提案をさせていただきました。
結果、当初のご希望計画より大掛かりな工事となりましたが、
「ゆとりを感じるエントランス空間になった。」
「人目を気にせず、バイクの整備ができるようになった。」
と、広々としたエクステリア・駐車スペースにご満足いただけました。
完成後のお引渡しの際、うちのエクステリアではないみたいだと、リフォーム後の変化に驚き、喜んでいただけました。
ご計画が進むにつれ、お客様のエクステリアリフォームに対する興味と関心が高まっていくのを感じ、またもちろん完成後、とても喜んでいただき、とても嬉しかったです。